本年もよろしくお願いいたします。今年はこのブログの投稿をもう少し増やしたいものですが、どうなることやら…
さて、新年最初の投稿は、木下牧子さんのブログで見かけた話から始めることにします。木下さん、新年早々〆切に追われているそうで、とてもお忙しそうです。何の〆切かというと…
男声版「方舟」改訂と、「鴎」2管オケ改訂版作成です。「方舟」はずっと手書き初回アレンジのまま出版になっていましたが、そろそろきちんと浄書するというので、この機に納得のいく改訂をすることにしたものです。
男声版「方舟」! いやー、なつかしい。これ、学生時代(京都大学男声合唱団)に歌ったのですよ。大体20年前くらいの話です。確か初演が明治大学グリークラブだったと思うのですけど、その話を聞きつけた当時の学生指揮者が木下さんに連絡を取って、楽譜を送ってもらったんじゃなかったかな。初演版を少し手直しされた版を送っていただいたように記憶してます。というわけで、関西初演、改訂版初演に関わったことになります。
木下さん、今はFinaleで楽譜を書いておられるようですけど、ブログに書かれている通り、当時は手書きの譜面でした。木下さんの譜面は丁寧に書かれていて、とても読みやすかったです。それでいてフリーハンドの鉛筆書きの風味が残っていて、味がありました。作曲家の直筆の合唱曲の譜面はいくつも見てきましたけど、今のところ、木下さんのが一番好きですねえ。
当時は出版譜も、浄書屋さんがきれいに清書したものがほとんどだったように思います。コンピュータで清書した譜面が出始めたのは大学院に進んだ頃だったかなあ。プリンタの解像度が高くなかったのか、線のふちが微妙にギザギザしていて、見破れたんですよね。
男声版の「方舟」、今ならまだ木下さんの手書き譜のようですが、受注生産ということのようなので、店頭で手に取って眺めたり、個人で気軽に購入するというわけにはいかないようです。ちょっと残念。今も手元にある男声版「方舟」の手書き譜、ますます宝物になりそうです。
追記: Twitterで「男声版方舟の初演は上智グリー。明治グリーが初演したのは男声版ティオ」と教えていただきました。確かに間違ってました…でも、間違ってたのは初演団体ではなく、自分の歌った曲でした(ひえー)。そう、男声版「ティオの夜の旅」の関西初演、改訂版初演をやったのです。耄碌してる…あまりに恥ずかしい間違いだけど、消すのもなんなので、そのまま恥をさらしておきます。