ウィテッカー(Eric Whitacre)についてはこのブログでも何度か取り上げたことがあります。彼のホームページやブログを見ていると、ほんとにインターネットが好きなんだなあと感じます。
そんなウィテッカーがまた面白いことをやってくれました。プロジェクト名は "Eric Whitacre's Virtual Choir"。まずは、その成果をご覧下さい。曲はウィテッカーの "Sleep" です。
クラシックの世界で「YouTube」「Virtual」というと、YouTube Virtual Orchestra がすぐに思い出されます。でも YouTube Virtual Orchestra はオーディションをYouTubeでやったものの、最終的には実際に集まって演奏をしたのでした。Eric Whitacre's Virtual Choirは本当に Virtual です。歌い手は多分一度も、お互いに顔を合わせていません。
歌い手は、あらかじめウィテッカーがYouTubeに投稿した指揮者の動画を見ながら自分のパートのみを歌い、その動画をYouTubeに投稿します。ウィテッカーがこれらの動画の中からいくつかを選択して編集してできたのが、上の映像というわけです。YouTubeを使ってオーディションを行う辺りはYouTube Virtual Orchestraと同じですが、その後の合唱団編成をディジタル技術だけで行ってしまうあたり、かなり野心的と言えます。短い合唱曲だからこそできる試みとも言えます。
実はこの話を見たとき、最初に連想したのは次の動画でした。
SOURという日本のアマチュアバンドが作ったプロモーションビデオです。公開直後はTwitterやらブログやらでかなり話題になったものです。見ていただくと分かる通り、凝りに凝っています。どれだけ手間がかかってるのやら。
で、なんと、ウィテッカーがこのプロモーションビデオのことをブログに書いてるんです。「実にcoolだ。自分のVirtual Choirももっと頑張らないと」って。しかもこのブログが書かれたのが、プロモーションビデオが公開されてからたった2週間後ですよ。
ウィテッカーって、いったいどれだけインターネット感度が高いんだ…


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