2009年4月18日土曜日

メンデルスゾーンの全楽譜がWWWで公開されました

今年はメンデルスゾーン(Felix Mendelssohn)の生誕200年にあたり、普段聴いているSveriges Radio P2でも心なしかメンデルスゾーンの作品が取り上げられる機会が多いように感じます。

そんな中、昨日こんなニュースを発見しました。

バイエルン州立図書館、生誕200年を迎えたメンデルスゾーンの全作品の楽譜(デジタル版)を公開 | カレントアウェアネス・ポータル

バイエルン州立図書館(The Bavarian State Library)にはミュンヘンデジタル化センター(Munich Digitisation Centre)という附属組織があり、Google Book Searchと共同で資料のデジタル化を積極的に行っているようです。ドイツ国内で最大のデジタルコレクションだということです。このセンターが、メンデルスゾーン生誕200年を記念して、メンデルスゾーンの全作品の楽譜をWWWで公開したという話です。

プレスリリースがドイツ語だったので、翻訳サイトで英語に翻訳して読んでみました。今回対象となったのは1874年から1877年にかけて Verlag Breitkopf & Härtel から出版されたメンデルスゾーンの楽譜で、おそらくこれが最初のメンデルスゾーンの全集だろうということです。

Google Book Searchと組んだプロジェクトということもあるのでしょう、誰でも無料で全ての楽譜を閲覧することができます。ということで、実際に楽譜を閲覧してみたところ、WWWでの閲覧のほか、私的利用または教育目的の利用に限り楽譜のPDFをダウンロードできるようになっていました。閲覧画面がドイツ語で書かれている上に少々分かりにくいのですが、右上のほうに小さく [PDF-Download] と書かれたリンクがあり、ここからたどるとダウンロードができます。楽譜全部だけではなく、ページを選択してダウンロードすることもできるようです。解像度も充分あり、閲覧には困りません。ただし、さすがに古い楽譜なので、鮮明さには欠けます。

今後はこんな形で、作曲家の生誕○○年とか没後○○年を記念してインターネットで資料を公開、といったイベントも増えてくるのでしょうね。Google Book Searchという巨大プロジェクトの協力あってこそできた企画だと思いますが、素直に歓迎したいと思います。