Gimell Recordsと言えば、タリス・スコラーズのプライベートレーベルとしてご存知の方も多いですよね。
久しぶりにGimell Recordsのサイトに行ってみたら、デザインが一新されていました。しかも、なんと!直営のダウンロード販売を始めているではないですか。Gimell RecordsはiTunes Storeでは販売をしているものの、なんとなくダウンロード販売には積極的ではなかったように思っていただけに、驚きました。
驚いたことはまだあります。ダウンロードできる形式が凄いのです。320k bps, DRMなしのMP3以外に、CDクオリティ(16bit, 44.1kHz, 非圧縮)、さらにそれを越えるStudio Master(24bit, 44.1kHz, 非圧縮)とStudio Master Pro(24bit, 88.2kHz, 非圧縮)という凄い音質のものが提供されています。Studio Master ProはCDのサンプリング周波数の実に2倍、しかも24ビットですよ!どんな音質なのでしょう。想像できません。一部のアルバムについては、Studio Master, Studio Master Proの5.1サラウンド版まで用意されていますよ!
非圧縮の音源に関してはWMAとFLACの2通りが用意されており、Windows, Mac, Linuxすべてに親切です。お値段は、1枚もののアルバムで、MP3が11.99ドル、CDクオリティが15.99ドル、Studio Masterが19.99ドル(5.1サラウンドは23.99ドル)、Studio Master Proが23.99ドル(5.1サラウンドは29.99ドル)となっており、MP3ならiTunes Storeよりもお得、Studio Master Proですら通常のCDよりお得だと思われます。
後発のサービスのほうがいいものを出してくるのは世の常とはいえ、これは心底驚きました。iTunes StoreはDRMつきなので、いくつかiTSで買ってしまったのが悔やまれてしまうくらいです。
Chandos, Deutsche Grammophon, classicsonline.com, iTunes Store, そして今回のGimell…クラシック音楽の世界のダウンロード販売は完全にDRMなし・高音質が主流になってしまった感がします。しかも嬉しいことに、日本からでも何の問題もなく購入できるサービスばかりです。
私はポピュラーもかなり聴くのですけど、ポピュラーはDRM無しどころか、日本ではまだiTunes Storeに出荷すらしていない大手レーベルがたくさんありますから、クラシックとの条件の差は開くばかりです。さすがにこれだけ好条件で購入できるサービスが増えると、クラシックを買う優先度が高くなりますねえ。…というわけで、今週はクラシックのアルバムを衝動的にたくさんダウンロード買いしてしまったのでした…
追記:Gimellはネットワークオーディオ機器まで販売しだしたようです。本格オーディオ路線まっしぐら、という感じですねえ。


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