あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、年明け最初の投稿はまたまたDeutsche Grammophon絡みになりました。といっても、今度は「よくやったDG!」という感じの話です。
iTunes Storeでは、クラシック音楽は非常に割安感があります。アルバム1枚に収録されている曲数が多いけれどもアルバム全体の価格はポピュラーと同じく1,500円であること、NAXOSやelatusなどのレーベルがアルバム1枚800〜900円といった価格をつけていること、などが理由です。そんな中、昨年の12月くらいから、さらに価格破壊が起こりました。
Deutsche Grammophonがいくつか全集を出しました。私が発見できているのは以下のようなものです。
- モーツァルトの交響曲全集(ベーム指揮ベルリン・フィル)

- ベートーヴェンの交響曲全集(アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団)

- ベートーヴェンのピアノソナタ集(ウィルヘルム・ケンプ)

- ベートーヴェンのピアノソナタ集(バレンボイム)

- ブラームスの交響曲全集(カラヤン指揮ベルリン・フィル)

- ブルックナーの交響曲全集(カラヤン指揮ベルリン・フィル)

- マーラーの交響曲全集(アバド指揮)

- ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集(プラハ弦楽四重奏団)

モーツァルトがiTunes Storeクラシック部門での1〜2位あたりにいるのを始め、どれも100位以内にランクインしています。私も、ベームのモーツァルト、ケンプのベートーヴェン、プラハSQのドヴォルザークは迷わず購入しました。他のは演奏がもう一つ好みではないので見送っていますが…
クラシックのように著作権関連の制限が緩い場合、こういう価格設定でも利益を出せる場合があるということなんでしょうかね。Deutsche Grammophonはまだ全集の音源を持っていると思いますし、これが当たったとなったら他のレーベルも検討するでしょう。というわけで、この手の企画はまだ出てきそうな気がしています。
ちなみに、今回の件で、私もいまだCDの呪縛、74分の呪縛にとらわれているんだなあ、と改めて気づかされました。ダウンロード販売の場合、物理メディアにとらわれず自由にアルバムを企画構成していいはずなんですよね。だから、今回の全集のように、CDではあり得なかった企画だってあっていいはずです。頭では分かっていても、やっぱりどこかで、74分を1単位として商品(アルバム)を見てたようです。これは別の意味で収穫でした(自分がアルバムを企画構成する訳ではありませんが…)。


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