2007年11月21日

出所不明のSalve Regina

珍しい合唱音源の確保をするとき、インターネットラジオは本当に重宝していますが、たまに困ることがあります。曲名が分からない音源が流れる時があるのです。特に多いのは、演奏会の生放送でのアンコール曲や、番組の空き時間に流れる曲などです。英語の曲紹介があれば聞き取るくらいはできると思うのですが、なんせ、普段聴いているのは Sveriges Radio P2 ですから、スウェーデン語です。さすがにスウェーデン語を聞き取ることはできません。

こういう音源の中で、以前から気になっている曲がありました。2006年2月の聖ヤコブ室内合唱団(St. Jacob's Chamber Choir)の演奏会のアンコールで歌われた「Salve Regina」です。サックスの伴奏が入っており、夜に合いそうな、ジャズの雰囲気が濃厚に漂う曲です。シャーディ(Sade)の雰囲気に近い…と言えば、分かってくれる人もいらっしゃるでしょうか。すごくかっこいい曲で、いっぺんに気に入ったのですが、いかんせん、作曲者が分かりませんでした。その後、機会あるたびにインターネットで調べたりしたのですが、結局分からずじまいでした。

それが、ひょんなことから、出所が判明しました!iTunes でランダムプレイをしていたら、同じメロディーの曲がかかったのです。…なんのことはない、自分が持っているライブラリの中に同じ曲があったという…買っただけで聴いていない曲がまだかなりあって、その中に入っていたというわけです。お粗末な話です。

Lars Jansson(ラーシュ・ヤンソン)というスウェーデンの有名なジャズピアニストが作曲した曲をGunnar Erikssonが合唱に編曲したものでした。"To the Mothers of Brazil" という別名があるようです。Gunnar Erikssonはスウェーデンの著名な合唱指揮者で、リルケアンサンブル(Rilkeensemblen)などを指揮しています(Wikipedia)。インターネットで調べてみると、Lars Jansson関係では有名な曲だったようです。

ライブラリにあったのは「Africa」というCDでした。University of Pretoria Camerata という団体が演奏しています。確かにダウンロード販売で買った記憶があります…ただ、聖ヤコブ室内合唱団のと演奏時間がだいぶ違うのが謎です。

ところで、北欧の合唱曲にはサックス伴奏のついたものがそこそこあるような気がしています。日本では考えられないスタイルで、私も最初は違和感があったのですが、だんだん「これもありかな」と思うようになりました。確かにサックスは人の声に近い楽器だという話は聴いたことがありますが、なぜこういうスタイルが、しかも北欧でのみ見られるのか、興味があるところです。

Africa
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