2005年12月28日水曜日

今日の合唱曲: Psalm 104 (Cyrillus Kreek)


Psalms of David, 1. Psalm 104 from the album "2005.12.18. Nikolaikyrkan, Tallinn" by Estonian Philharmonic Chamber Choir, Paul Hiller


前のエントリと同じく、12/18に行われたエストニアフィルハーモニー室内合唱団の演奏会から。作曲したKreekという人はほとんど知られていないと思うが、エストニアの作曲家で、この曲を含む一連の詩編が代表曲であるようだ。「Baltic Voices 1」や「バルト三国の合唱音楽選集」にも収録されている。


宗教曲というよりは、聖堂の静かな空気(それも北欧の冷たい空気)の中で響く民謡といった曲調である。それでいて和音は澄んでおり、いかにも北欧らしい。上質の小品だと思う。


ちなみに、この日のエストニアフィルハーモニー室内合唱団の演奏は「Baltic Voices」よりも全般的に速かった。この曲だと30秒ほど速い。これだけ違うと、かなり曲の表情が違ってくる。「Baltic Voices」のほうが落ち着いた演奏だとするなら、この日の演奏は少し高揚した印象を受ける。今のところ、このライブ録音のほうが好みである。




"Baltic Voices, Vol. 1" (Cyrillus Kreek, Arvo Part, Einojuhani Rautavaara, Sven-David Sandstrom, Veljo Tormis, Peteris Vasks, Paul Hillier, Tallinn Chamber Orchestra)



"バルト三国の合唱音楽選集 Vol.1 エストニア合唱曲集(1)混声" (合唱, 混声合唱団ノールス”)

2005年12月25日日曜日

今日の合唱曲: Bogoróditse Djévo (Arvo Pärt)


Bogoróditse Djévo (Arvo Pärt) by Estonian Philharmonic Chamber Choir, dir: Paul Hilliar


最近よく聴いているスウェーデン放送のインターネットラジオ Sveriges Radio P2 で先日放送された、エストニアフィルハーモニー合唱団の演奏会からの一曲。「Baltic Voices」シリーズのコンビである。こんなすごい演奏会がいち早く聴けてしまうのがインターネットラジオの醍醐味である。


ペルトというと静かな曲調というイメージが強いが、これは全くイメージが違う。エストニアの民謡なのだろうか、アップテンポではつらつとした曲調である。スウェーデン放送合唱団による「Voice of Nature」のCDにも収録されている曲で、Arvo Pärt WebsiteにもMP3音源が掲載されているようだ。




"Schnittke/Part: Voices/Nature" (Swedish Radio Choir/Kaljuste)



"Baltic Voices 1 [Hybrid SACD]" (Cyrillus Kreek, Arvo Part, Einojuhani Rautavaara, Sven-David Sandstrom, Veljo Tormis, Peteris Vasks, Tallinn Chamber Orchestra)



"Baltic Voices 2 [Hybrid SACD]" (Galina Grigorjeva, Per Norgard, Alfred Schnittke, Urmas Sisask, Toivo Tulev, Neeme Punder, Tiit Kogermann)



"Baltic Voices 3 [Hybrid SACD]" (Estonian Philharmonic Chamber Choir, Hillier)