Signals from Heavenは、以前リンクの依頼をいただいて以来、楽しみに読ませて頂いているサイトである。ここのWeblog「Night Signal」の「印象に残った今年のCD 2004(Night Signal)」を読んで気になっていた、オランダ室内合唱団(Netherlands Chamber Choir)のマルタン(Frank Martin)のCD(Q DISC 97056)をようやく聞くことができた。
マルタンのミサは私の合唱観に大きな影響を与えた曲であり、最も好きな合唱曲の一つである。しかし、なかなかいい演奏に巡り会うことが出来ず、未だにストックホルム放送合唱団(Rundfunkchor Stockholm)の演奏を凌駕するものはなかった。
しかしこのCDの演奏は、今まで私がこの曲に持っていたイメージを覆す、いい意味で凄い演奏だった。大気のように漂う和音にさざ波が立ち、やがて大きなうねりになっていく。現代の合唱曲に通じる音である。マルタンは20世紀の作曲家であったのだ、という、当たり前のことを再認識させられた演奏であった。
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