今年もそろそろ
BBC Promsの季節がやってきました。今年は7月13日から9月8日までの開催となっています。合唱関係や室内楽関係は数が少ないとはいえ、なかなか注目すべきプログラムが出てきますので、やはり目が離せません。合唱を中心に、注目プログラムを独断で選んでみましょう。
まず7月15日の19:00から(日本時間で7月16日の3:00AMから)、
ガーディナーがドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」を振ります。オーケストラはOrchestre Révolutionnaire et Romantique(って聞いたことないんですが…)、合唱はもちろんモンテヴェルディ合唱団です。えーと、個人的にはガーディナーはあんまり聴かないんですが、ドビュッシーを振るのは珍しいんじゃないでしょうか。
7月23日の13:00から(日本時間で7月23日の21:00から)、
Nigel Short指揮のTenebraeが登場します。古楽声楽アンサンブル好きの私としては大注目プログラムですねえ。演奏曲目は、ギボンズのマドリガルとThe Cryes of London、Julian PhilipsのSorowfull Songes(世界初演だそうです)、Steve MartlandのStreet Songsからとなっています。後半は現代の曲かな?
7月24日の22:00から(日本時間で7月24日の6:00AMから)、
クロノス四重奏団が登場します。この団体、まだちゃんと聴いたことがないので、楽しみです。曲目はリンク先に書いてありますが、私はグバイドゥーリナしか知らなかったり…
8月2日の19:30から(日本時間で8月3日の3:30AMから)、
The English Consortによるバッハのロ短調ミサ全曲です。指揮はHarry Bicket。彼らのウェブページを見ると、現在の常任指揮者のようですね。
8月6日の19:00から(日本時間で8月7日の3:00AMから)、
バーンスタインのミサ全曲です。指揮はクリスチャン・ヤルヴィ。「ヤルヴィ?」と思ってぐぐってみたら、やはり。ネーメ・ヤルヴィの末子、パーヴォ・ヤルヴィの弟ということだそうです。バーンスタインのミサってあまり演奏されないように思いますが、どうでしょう。合唱はBBC National Chorus of Wales、National Youth Choir of Walesです。
8月20日の13:00から(日本時間で8月20日の21:00から)、
エッシャー四重奏団が登場します。えーと、
スーパーマーケットでゲリラ演奏してたあの団体ですね。もちろん今回はまともに演奏します。曲はHugh Woodの弦楽四重奏曲第4番とドビュッシーの弦楽四重奏曲。
8月22日の22:15から(日本時間で8月23日の6:15AMから)、
I Fagioliniが登場します。BBC Promsで古楽声楽アンサンブルの演奏会が2つ流れるのは珍しいように思います。"1612 Italian Vespers"と副題がついていますので、多分、6月5日にリリースされる彼らの新譜からのプログラムと思われます。
- Salmi a quattro chori (1612)から Deus in adiutorium, Dixit Dominus(Viadana作曲)
- Exaudi Deus(Barbarino作曲)
- O dulcissima Maria(Viadana作曲)
- Plorabo die ac nocte(Grandi作曲)
- Magnificat a 20/28 con il 'sicut locutus' (Gabrieli作曲)
- Salve Regina(Monteverdi作曲)
- In ecclesiis(Gabrieli作曲)
そしてそして、8月29日の22:15から(日本時間で8月30日の6:15AMから)、なんと
ウィテッカーがEric Whitacre Singersを率いて登場します。BBC Promsに登場するというのはびっくりです。プログラムを見ていただくと分かる通り、ウィテッカー自身の曲だけではありません。指揮者としてのウィテッカーの実力が測れる、という意味でも大変楽しみなプログラムです。